山代温泉で出合う“九谷焼”の美しさ!【九谷焼めぐりと体験スポット5選】


九谷焼―日本を代表する陶磁器のひとつ。色付けが鮮やかでテーマ性の強い絵画調の上絵が特徴です。

九谷焼は加賀の代表的な伝統工芸。なかでも山代温泉では九谷焼を存分に楽しめるスポットが多いのです。山代温泉 必携の温泉スポット『古総湯』の内観デザインにも九谷焼タイルが使用され、ステンドグラスとのコントラストを楽しむことができます。

今回は山代温泉で押さえておきたい伝統工芸『九谷焼』を「見て」「体験」できるおすすめスポットをご紹介します。

山代温泉 九谷焼とは?


出典:石川県観光連盟

九谷焼は400年の歴史をもつ、日本の伝統工芸のひとつ。その歴史は江戸時代の初めまでさかのぼります。当時、加賀 大聖寺藩の命によって、加賀市 九谷村(現在の山中町)で焼かれた「古九谷」が九谷焼の始まり。詳しい原因はわかりませんが、その後古九谷は廃窯してしまいます。それから約100年の時をへて、九谷焼が再興されたのが山代温泉なんだそう。その後さまざまなサポートを受けながら発展してきた九谷焼。現在加賀の各地で九谷焼作家の方々が活動されています。

山代温泉 九谷焼スポット:①温泉に浸かりながら贅沢に九谷焼を堪能


出典:石川県観光連盟

山代温泉で九谷焼を「見て」楽しむのにぴったりなのが、『山代温泉 古総湯』の内観に使用されている九谷焼タイル。明治時代の共同浴場を再現した内観には、当時の絵柄を施した九谷焼タイルを使用されています。同じく内観に使用されているステンドグラスとのコントラストが美しく、まさに「見る」九谷焼スポットです。

温泉を楽しみながら、九谷焼の美しさに触れてみてはいかがでしょうか?

山代温泉 古総湯 概要

  • 住所:加賀市山代温泉18-128
  • 電話番号:0761-76-0144
  • 利用料金:普通料金 大人(12歳以上)500円 中人(12歳未満6歳以上)200円 小人(6歳未満3歳以上)100円※幼児は無料
  • 休業日:各月の第4水曜日 6時〜12時まで(正午から通常営業)
  • 営業時間:6時〜22時

山代温泉 九谷焼スポット:②「見て」「知っ」て楽しむ『九谷焼窯跡展示館』


出典:石川県観光連盟

九谷焼を存分に楽しむためには、「知る」ことも重要。九谷焼の歴史を知るためにおすすめなのが、「九谷焼窯跡展示館」。実際に使われていた窯跡を見ながら、その歴史を感じることができます。


出典:石川県観光連盟

廃窯後、古九谷の再興に貢献した豊田伝右衛門によって山代に移り築窯した窯は作り替えや修理を繰り返し、その跡がこちらの展示館にディスプレイされています。

九谷焼に関する企画展も開催されており、他では見ることできない作品の数々を鑑賞できるのも魅力のひとつ。また絵付け体験も受け付けており、初級と中級のコースの2つのコースがされていて初心者はもちろん再訪者も楽しめるようになっています。ろくろ体験もできるので、絵付けと一緒に体験してみるのも◎。

1度だけでなく、何度でも訪れたくなる九谷焼を知る観光スポット。ぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか?

九谷焼窯跡展示館 概要

  • 住所:石川県加賀市山代温泉19-101-9
  • 電話番号:0761-77-0020
  • 入場料:一般 310円 75歳以上 150円
    ※高校生以下及び障がい者手帳をお持ちの方は無料
  • 体験料:2,000円~3,000円(丸皿大・小、角皿、マグカップなど種類により異なります)
    ※事前問い合わせ必須 ※所要時間は1時間は程度(詳しくはこちら
  • 営業時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
  • 休館日:火曜日(祝日の場合は開館)、12月31日、1月1日

山代温泉 九谷焼スポット:③『見て』『体験』してみる「九谷焼体験ギャラリーCoCo」

山代温泉の中心部に位置する、「九谷焼体験ギャラリーCoCo」。路面はガラス張りになっていて、九谷焼作家の作陶風景をみることができます。店内では若手九谷焼作家の作品を見て、購入することも可能

好みの器を選んで九谷焼作家が使う道具を使用した、本格的な上絵付け体験ができます。週末は観光案内スタッフが常駐しているので、山代温泉の旅の計画の相談するのも◎。

山代温泉 必訪スポット「古総湯」と「総湯」の近くにあるので、温泉をまったり満喫した後に立ち寄るのがおすすめです。

九谷焼体験ギャラリーCoCo 概要

  • 住所:加賀市山代温泉18-115甲1
  • 電話番号:0761-75-7116
  • 利用料金:絵付け体験 1500円~(送料別途700円必要)
  • 営業時間:9時30分~17時30分(絵付け体験受付は16時30分まで)
  • 定休日:木曜日

山代温泉 九谷焼スポット:④文人 北大路魯山人ゆかりの「九谷焼窯元須田菁華」

山代温泉に訪れ、刺激を受けた文人のひとりに、北大路魯山人がいます。彼が陶芸に目覚めたのは、初代須田菁華との出会いがったから。魯山人は山代温泉に滞在し、菁華の工房に足繁く通い、作陶の基礎を学んだだとか。もちろん店先の掲げられた看板は魯山人によるもので、美しい九谷焼と合わせて鑑賞したい一品です。

毎年県外からも多くのファンが訪れる人気観光スポットのひとつ。山代温泉 必訪の九谷焼スポットをぜひ旅の山代温泉旅の計画に加えてみてくださいね。

九谷焼窯元須田菁華 概要

  • 住所:石川県加賀市山代温泉東山町4
  • 電話番号:0761-76-0008
  • 営業時間:9時~17時
  • 定休日:不定休

山代温泉 九谷焼スポット:⑤散策後の休憩も九谷焼を楽しむ「はづちを茶店」


出典:石川県観光連盟

地元の食材にこだわった軽食やスイーツを九谷焼や山中塗の器でいただけるカフェ。美しい九谷焼の器で美味しいスイーツと山代温泉の“美”をゆっくり味わえる場所です。山代温泉の散策の疲れを癒しながら立ち寄ったり、夕暮れときや夜に訪れて幻想的なライトアップを楽しむのも◎

カフェ近くには、丹塗り屋や寿座といった買い物やイベントを楽しめるスポットがあり、はづちを茶店と合わせてはづちを楽堂という名称で親しまれています。山代温泉を訪れるなら、必ずチェックしてほしい、おすすめスポットです。

はづちを茶店 概要

  • 住所:石川県加賀市山代温泉18-59-1
  • 電話番号:0761-77-8270
  • 定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
  • 営業時間:9時30分~18時

おわりに

江戸時代の「古九谷」から始まる、山代温泉の九谷焼。日本を代表する伝統工芸は、伝統とモダンが融合した温泉街の風景の中で美しく溶け込んでいます。

歴史ある温泉とともに、美しい九谷焼を楽しむ―山代温泉を余すことなく楽しむコツです。ぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか?