日本を代表する小説家「泉鏡花」の世界観に触れる旅のススメ


日本を代表する小説家 泉鏡花の出身は、石川県金沢市。その生家は金沢の観光スポットのひとつ、主計茶屋街の近くにあるのだそう。

金沢に旅したときはぜひ彼の半生にも触れたいところ。今回は金沢旅の際にぜひ立ち寄りたい、“泉鏡花”ゆかりの地についてご紹介します。

泉鏡花について

泉鏡花は明治から昭和にかけて活躍した、日本を代表する小説家のひとり。1837年石川県金沢下新町出身で小説の他にも戯曲や俳句も手掛けました。

幼いころに母の亡くした影響から、彼の作品はどこか母を恋しむ感情が根底にあり、ロマンや幻想的な世界観が特徴です。生前およそ300編もの作品を作り上げ、文豪という名にふさわしい小説家、作家としてのキャリアを進めました。

主な作品は「高野聖」「日本橋」など。生み出された作品は文学だけでなく映画や舞台など幅広い分野で発展を遂げ、現代でも多くの人に芸術を届けています。

泉鏡花の遊び場だった『久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)』

泉鏡花の生家の近くにある神社。境内には「うつくしさや鶯あけの明星に」という泉鏡花の句碑があります。泉鏡花の句をながめながら、当時を想像するとさらに旅が面白くなりそうですね。

かつてこのエリアは、市場が立ち金沢の中心地として金沢の発展に貢献していました。そのため、「市場発祥の地」、「まちの発祥地」として知られようになったのだとか。現在でも「商売繁盛」の神様として地元の人をはじめ多くの人々から崇敬されています。


写真提供:金沢市

社殿の裏に回ると、主計町茶屋街につながる坂道「暗がり坂」があります。『久保市乙剣宮』を参拝後、主計町茶屋街を観光するのもおすすめ。

久保市乙剣宮 概要

  • 住所:石川県金沢市下新町6番21号
  • 電話番号:076-221-2894
  • 拝観時間:9時~17時
  • 休館日:年中無休

幻想的な世界へ『泉鏡花記念館』


写真提供:金沢市

泉鏡花の著作物や愛用品を展示している記念館。彼の作品の一場面を再現したジオラマや舞台化された作品の紹介するコーナーもあり、泉鏡花の世界観を余すことなく楽しめるスポットです。

常設展に加えて、企画展が開催されています。訪れる度に違う世界観を楽しめるので、金沢旅の際はぜひ足を運んでみてくださいね!

泉鏡花記念館 概要

  • 住所:石川県金沢市下新町2-3
  • 電話番号:076-222-1025
  • 営業時間:9時30分~17時(入場は16時30分まで)
  • 定休日:年末年始(12月29日~1月3日)
  • 利用料金:(一般)300円 (65歳以上・障害手帳をお持ちの方)200円(高校生以下)無料

おわりに

旅先ゆかりの文人について理解を深めることは、その旅をもっと深みのある面白いものにしてくれます。

今回ご紹介した泉鏡花以外にも、金沢ゆかりの文人たちはまだまだたくさんいます。他の文人たちもチェックして金沢旅に芸術の要素を取り入れてみてくださいね。